史上最強のエキスパートチーム、その名は・・・日記だ

コブラの協力者にして、武器商人である男デストロ、彼のもとにメンバーの一人、
スカーレットが捕らわれていることを知ったGIジョーチーム、現総司令官ジョ
セフ・コルトンは負傷したジェネラル・ホークに変わってGIジョーチームの指揮
を引き受けた男であり「GIジョー」のコードネームを持つ男だ。
彼は救出作戦を立案するが、アメリカ大統領から横槍が入る、武器取引で係わりがある、デストロと彼の率いる組織「マーズ」を敵にまわしたくない、という判断らしい。
それを聞いたジョセフはこう指令をくだした。

「命令はしないよ、各自自分の判断で動くように、これが私の命令だ」

こうしてスカーレット救出作戦は各自の判断で実行されることになったのであった。
コブラコマンダーが退場し、精彩を欠いた感のある「コブラ」に対して、メンバーの
一人、「レディJ」を失ったとはいえ、再び押しかけた「ストームシャドー」をメンバーに加え、歴戦の勇士「オリジナルGIジョー」の狸親父っぷりが楽しいGIジョーチームが愉快です。彼らの輝きはきっと今後のコブラコマンダー復活を彩ることでしょう、敵が魅力的なのも良い作品の条件といえるのですから。

という訳で昨日米国から届いたコミックの内1冊から魅力的なシーンを切り取ってみました。
他には時間法廷とも言うべき場所で裁判にかけられる「シーハルク」だが、同じ法廷で
アイアンマン2020」の審問会が開かれていたり、「ハルク」や「ハワード・ザ・ダック」が弁護側の証人として呼ばれたり、過去の「スカーレット・ウィッチ」に現在の状況を警告するも、そんな莫迦な展開はありえない、と一笑されるといったブラックな筋たてがあいも変わらず見事、ゴールデンエイジヒーローとの意外な関係が明らかにされた「マンハンター」と、この2誌は毎号変わらぬ魅力を放ち続けていて感心します。
他にもいろいろ面白い話は届いたのですが、それは後日ということで・・