蛇を愛するものがあるだろうか・・日記です

映画「最終兵器彼女」見てきました。
やぁ前田亜季がそら飛んでますねぇ(塩沢兼人調)といった間抜けな感想を予想して
劇場に行ったのですが、私が間違っておりました。

リリカルさは「仮面ライダー・ザ・ファースト」の3倍増し、語らずとも随所で
映像により確認できる、主に感情面での伏線、自然なアングル移動、効果的な音、
美しい背景美術、対象物以外はきちんとぼやかして見せる映像等、完璧なまでに
基本が守られています。

ちと長いのでなんですが、ご用とお急ぎでなく、リリカル映画に免疫のある方は
ご覧になることをお勧めいたします。

あとは人外リリカル映画評論の大家、こあとる閣下による詳しいレヴューが待た
れる、などと放り投げておく、「マジレンジャー」もそうですが、基本をしっか
りふまえた上で、キャラを納得できつつ、意外な展開に驚くことができる作品づくり
というのは、実は職人芸なのだな、と考えさせられた次第、この作品自体に意外
な展開は特にありませんでしたが丁寧な作品作り自体が新鮮な驚きであり喜びで
ありました、
ちなみにタイトルはタニス・リーの作品からの引用ですが、カップルで見れたら
さらに良かっただろうに、と年甲斐もなく思いつつ、上記の台詞を思い出した次
第です。

個人的にはお勧めですね。
真上禅師などはいかがでしょうか・・・


           「こちら第三社会部」絆の紙芝居 を見ながら・・・
紙芝居職人の盲目の孫が、祖父の角膜を受け継ぎ、紙芝居をつづけるという、人は死しても受け継がれるものはあるという熱い話、前田亜季嬢の紙芝居はファンである身にはもはや反則、私にとってはいわゆる凶器と申せましょう、何でよりによって今日、この話の再放送やってるかねぇ。 いやもちろん嬉しいわけですが・・・